以前、有給休暇は労働者の権利というお話をしました。
そんな中、「有給休暇を取らせてもらえない」
と言う話を良く耳にします。
有給休暇の取得は労働者の権利であり、取得理由は何だって良いんです。ただし、
有給休暇の取得は事前申請が必要
大体の会社は、『取得日の1、2週間前』としているのではないでしょうか。
「体調が悪いので、今日、有休にしてください」
は、当たり前ではありません。
労働者には義務があります
労働契約で『週5日、1日8時間勤務』と言う契約をしているのなら、週5日、1日8時間の労働の提供をしなければなりません。
「体調が悪いんだから仕方がない」?
いいえ、労働者には『自己保全義務』と言うものがあります。
要するに、『体調管理をして、契約通りの労働の提供をする』義務があるんです。
義務を果たさず、権利ばかり主張するのは、『ブラック企業』ならぬ『ブラック社員』です。
労働者がブラック企業を嫌がるように、会社もブラック社員を嫌がります。
労働者として正しい知識を持つと言うことは、会社との関係性をより良くすることにも繋がるのです。
労使対等、でも現実は労働者<使用者
『労使対等』
と言う言葉をご存知でしょうか。
労働者と使用者(会社や事業主)は対等な立場にある
と言うことです。
でも実際は?
以前、こんなことがありました。
勤続8年の女性社員さんが、「妊娠したので退職しようと思います」と言ってきました。
社員なので当然、社会保険も雇用保険も加入してます。
産休を取得すれば出産手当金を受給できます。
育休を取得すれば育児休業給付金を受給できます。
会社(の担当者)はそれを知っていて、あっさり退職を受け入れました。
そしてその女性社員さんがいなくなってから「産休・育休取得しないんだ~、もったいない」と言い放ちました。
会社は「休むな」「働け」「業績を上げろ」と、義務ばかり押し付け、権利については何も教えてくれません。
労働者<使用者になる理由
それは『労働者は知識がないから』です。
知識があれば、権利を主張し、弱者となるリスクはグッと低くなります。
正しい知識を身に付けましょう!
ただし、前述した通り『ブラック社員』にならないよう、くれぐれもお気をつけ下さい🍀
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